ARTNU 全国国立大学放射線技師会 Association of Radiological Technologists in National University ARTNU 全国国立大学放射線技師会 Association of Radiological Technologists in National University

ARTNU会長挨拶

会長挨拶

ブランディングを合い言葉に

全国国立大学放射線技師会
会長 桝田喜正
令和2年4月吉日

このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けられている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

本会は、国立大学法人および国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)に勤務し、診療放射線技師免許を有する者により構成されており、放射線技術学の研究により医学の発展に寄与すると共に会員相互の親睦と地位の向上を目的としております。本会は昭和32年に会員数わずか200余名からスタートし60年以上にわたる歴史を刻み、令和元年度の会員数は1557名を数えるまでになりました。

国立大学附属病院およびQST病院では最新の放射線機器を導入し、それらを会員一人ひとりが画像診断および放射線治療の分野において、高度かつ安全な技術を駆使し日本の最先端の放射線診療を支えております。本会では、こうした会員一人ひとりが秀でた能力を持つ集団であることを社会にアピールする「ブランディング」を合い言葉に、様々な事業を展開しており、新人から中堅技師・主任技師・技師長それぞれを対象とした研修会やセミナーを開催しております。これら研修会等では、最新の医療技術・学術研究活動・医療安全・人材育成・病院経営など多岐にわたる研修内容を取り入れて会員のスキルアップを応援し、ブランディングの実現を目指しております。

本会の事業内容については定期的に文部科学省に報告し、また、研修会等へ文部科学省より講師を招聘して講演をいただき、今後の医療政策や高等教育に関する情報を取り入れて、さらに事業に展開することを目指しております。

これからも国立大学法人およびQSTで働く職員として相応しい診療放射線技師の育成を目指してまいりますので、皆様のご協力とご指導をお願い申し上げます。